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ブロックチェーン時代に失業するとどうなる?
AIやIoT、ブロックチェーンなど最先端の技術が今後ますます社会に浸透してきます。雇用の流れも技術の推移によって変化し、これからはどんな分野に需要があるのか、またこれから先、失業してしまったらどうなるのか解説していきます。
①産業革命によって失業した人はどうなったか?
AIの進歩によって多くの失業者が出ると予想されますが、まずはその対策を考える前にこれまで世の中はどのように動いてきたのでしょうか。
先史、人々は小さいコミュニティで自給自足の生活をしてきました。畑を耕したり、畜産を営んだりと、文明の発展は都度ありましたが、社会生活が大きく変化するような発展はそれほどなかったと言われています。
しかし、1800年ごろイギリスで産業革命が起こり、日本では1900年ごろ大きな変化が訪れました。機械の登場によってこれまでコミュニティーのほぼ全員が生活のために働いていたのが、全員が働かなくても衣服や食べ物、家を供給できるようになりました。そしてここで、初めて失業者がたくさん出てきました。
日本では1920年に第一次産業(農業・林業・漁業)、第二次産業(鉱業・建設業・製造業)に従事している人が全就業人口の74%を占めていました。しかし、機械化が進んだことによって少人数で食料や衣服を生産できるようになり、雇用が失われました。2015年の統計では第一次産業、第二次産業の割合が29%にまで下がっています。
日本では100年以上前に多くの失業者が出る産業革命がありました。
しかし、失業者がその後何十年も職につかなかったわけではなく、何かしらの仕事についています。現在の日本の完全失業率を見ても約2.8%(2023年)であり職がなくなったわけではありません。
産業革命以降、新たに映画や遊園地、レストランなど娯楽産業、エンターテイメント関連の仕事が多く登場しています。食料や衣服を安定して生産できることによって、ある程度時間にゆとりが生まれ、暇な時間や休みを楽しむため娯楽産業が発展していきました。失業者の受け皿となったのは多くはこのような第三次産業が占めています。
②ブロックチェーン革命で失業する人はどうなる?
ブロックチェーンが発展した世界では産業はどのようになるのでしょうか。
↓ブロックチェーンが発展した世界について説明している記事は下記になります。
AIやブロックチェーンの普及により中間管理の仕事が減り,失業した人たちの多くはエンターテイメント関連の仕事に就くことが予想されます。ただ,エンターテイメントといってもお笑い芸人とかテレビや映画業界などではなく,その内容は時代によって異なると考えられます。
新しいエンタメとしてはYouTyubeやSNS,Airbnb,マッチングアプリなどスマホの普及に伴ってエンタメの世界も変化していっています。
【注意】
注意としてこれからの時代の流れについていけない人はこれまでより低賃金で労働をすることになります。エンターテイメント業界の底辺でAIとほとんど変わらないような仕事をすることになると予想されます。
これからの大失業時代を生き抜くには時代のニーズに合わせ,新しいエンターテイメント関連の仕事に取り組むことをお勧めします。また自分が主体となって何かを始めれば,新時代のお金持ちになることも可能だと言われています。
- 新しいエンターテイメント関連の仕事に就く
- ニーズに合った新しい仕事を自分で始める
③今すべきことは何か?
そうはいっても今は具体的に何をやるべきなのでしょうか。あまり未来を見越して何かを始めても,その仕事がお金に結びつくまで長く時間がかかってしまいます。
まずは“今稼げることに取り組む“ことが重要だと考えられます。
今稼げることを調べるにはどうすればいいかというと,今本当に稼いでる人を探すのが手っ取り早いです。理論や方法を学ぶのではなく,実際に稼いでる人,実例を探し、具体的に何をやっているのか調べます。また大企業がやっていることは真似しづいらため,個人や少人数のグループで稼げている実例を探します。
1.まずは書店でビジネス本をチェック
現在の稼ぐ方法の概要を頭に入れます。また著者のプロフィールも確認しましょう。
学者が評論家が書いたものではなく,実践者が書いたものを探します。
2.参考にできる著者が見つかったらネットで検索する
より詳しい情報を集めます。またその人が何をやってきたのか,より詳しく調べて見ましょう。
※本を出していないけど稼いでいる人も多くいるので,ネットで探してみましょう。
3.参考にできる人を詳しく知ったらメールマガジンやサロンに入ってみる
本やネットに書かれていないより具体的な情報を集めに行ってみましょう。
またサロンなどは繋がりができやすいため人から直接情報を聞けたりします。
4.セミナーに行ってみる
最も効率的なのはセミナーに行くことだと言われています。
しかし,中には悪質なセミナーだったり,高額な投資を要求されたりもしますので,注意が必要です。できれば1〜3の手順で調べた人のセミナーが開催されていたらその人のセミナーに行ってみましょう。
(経営者や投資家向けにビジネスのノウハウや投資情報を教えてくれる集まりにいくと現在稼いでる人と知り合えたり,また稼いでいるようなお金持ちが何に関心を示しているのか分かります。)
5.実践する
調べに調べきったら行動しましましょう。
途中まで調べたけど,集めた情報に満足して動かなかったり動き出しが遅かったりします。せっかく自分で調べたことですのでそれで本当に稼げるのか動いてみましょう。
まとめ
本記事で紹介した内容は以下になります
- 産業革命で多くの人が失業した
- 産業革命で失業した人が第三次産業(エンタメ業界など)に就いた
- ブロックチェーン革命で中間管理の業界の多くが失業すると予想される
- 今すべきことは今稼げることをする
- あらかじめ徹底的にリサーチする
ブロックチェーン革命によってこれまで仕事をしていて,「この作業っているのかな?」,「誰がやっても変わらないんじゃないか?」など簡易的な作業,無駄だと考えられる作業が減っていきます。時代の移り変わりに耐えられる会社もありますが,多くは変化が求められる時代になります。
ぜひ今のうちに,どのようにこの大きな波を乗り切るか考えておきましょう。