こんにちは!休職者向け心理カウンセラーのいとまです。
ネガティブな想念が溜まっていると運気が悪くなったり、ポジティブな言葉を使っていても運気が良くならなかったりします。人の無意識の中には多くの感情や過去が入っています。無意識の心の働きは表面の意識の約4倍あると言われています。今の自分を形作っているのは無意識の方が大きいため、「運気を変えたい」「ポジティブな思考になりたい」という方はまず自分の無意識を変えていく必要があります。
本日は「ネガティブ想念の消し方」について、三つの方法を詳しく解説していきます。
以下の記事でも運気について解説しています(こちらは導入編になります)。
目次
「無意識のネガティブな想念」を消す方法
では、無意識の世界を変えるには、まず自分の無意識の中にあるネガティブな想念を消す必要があります。
そうすることで、ポジティブな想念を浸透させやすくなり、良い運気を引き寄せられるようになっていきます。
「無意識のネガティブな想念」を消すには三つの方法があります。
- 自然の中に浸る
- 言葉の浄化力を活かす
- 心の中で人と和解する
①自然の中に浸る
最初の方法として、「自然の中に浸る」についてご紹介します。
空や雲、海や山、森、朝日や夕日など自然の雄大さや美しさに接する瞬間、私たちの心は無条件に癒され浄化されていきます。
よく映画や小説などで主人公が辛い場面に遭い、そのあと空や海などを眺め自然の雄大さに感動し今の自分の置かれている問題がちっぽけに感じる。そんな描写は良くあります。
自然の持つ心の浄化力は表面の意識の感動だけでなく、無意識の世界のネガティブな想念を洗い流し、浄化してくれる力を持っています。
ただ、自然を眺めるだけではあまり意味がありません。
浸る=正対する、ことをして初めて効果が出てきます。
自然について、有名な観光地であったり絶景の自然であればそれは感動しやすいですが、近くの公園の緑であったり、朝日や夕焼け空でも十分浸ることが出来ます。
大切なことは自然に虚心に向き合うことなので、近くのちょっといい雰囲気だな、思える場所で大丈夫です。
また、この方法を習慣として身に着け、一日に一回自然に感動する瞬間があればなお効果が出てきます。
できれば一日一回自然に浸る時間を作る
自然について、有名な観光地であったり絶景の自然であればそれは感動しやすいですが、近くの公園の緑であったり、朝日や夕焼け空でも十分浸ることが出来ます。
大切なことは自然に虚心に向き合うことなので、近くのちょっといい雰囲気だな、思える場所で大丈夫です。
また、この方法を習慣として身に着け、一日に一回自然に感動する瞬間があればなお効果が出てきます。
私は夕焼け空が好きなので、日が沈むころになると近所を散歩して夕日を眺めるようにしています。人が多いところで空をじっと眺めているとちょっと変な人ですから、あんまり人が来ないところでぼんやり眺めています。
この方法を知ってから何回も夕日を眺めていますが、飽きることなくただ「綺麗だなー」という感情が湧いてきます。
一日一回心から「綺麗だな」と感じられていることが、とても嬉しかったりします。
②言葉の浄化力を活かす
第二の方法は「言葉の浄化力を活かす」です。
方法としては単純で
- ネガティブな日常言葉を使わない
- ポジティブな日常言葉を使う
です。
すごい当たり前のことを言っているようですが、”日常言葉”という部分が重要です。
日常言葉とは、普段何気なく自然に口にしている言葉のことで、意識的に使っている言葉ではなく、無意識のうちに発している言葉のことを指します。
心にはポジティブな言葉を意識的に発しても、無意識の中にネガティブな想念が生まれてしまう「双極的な性質」があります。
また、無意識の中には表面の意識が気が付かない形で見せられたイメージやメッセージが浸透していきます。
(これは「サブリミナル効果」のようなものです。)
※サブリミナル効果:非常に短い時間に刺激したり、刺激を非常に小さくしたりして、人間の潜在意識に影響を与える効果のこと。
無意識の世界にはサブリミナル効果のような、意図的に伝えられたイメージよりも小さい刺激で見せられたイメージや何気なく口にした日常言葉の方が浸透していきます。
ネガティブな日常言葉は使わない
普通に生活していて、私たちは多くのネガティブな言葉を意図しないで使っています。
「ダメだ」「無理だ」「つらい」「面倒」などの言葉が口癖になっている人も多くいると思います。
「ネガティブな日常言葉を使わない」よう意識してみると、自分が意図しない言葉を多く使っていることがよく分かります。
まずは口癖でネガティブな言葉を使っているようであれば、それを変えてみるのはいかがでしょうか。
ポジティブな日常言葉
ポジティブな言葉を無意識的に使うのは難しいです。「ありがとう」「幸せ」「ついている」などのポジティブな言葉は意識的には使えても、無意識で使うようになるには時間がかかります。ポジティブな言葉を口癖のように使っている人は、そもそもネガティブな想念が少ない人です。
ではポジティブな日常言葉を使えるようになるためにはどうすればいいのか。それは、三つの場面に遭遇したら使うよう心掛けると使いやすくなります。
①相手の良いところを感じたら「褒める」言葉
相手の仕事がうまく行ったり、何かを成し遂げたりしたとき。また、相手のいい部分が見えた時に無条件に本気で褒めてみる。
自然に感嘆の言葉が口を衝いて出る瞬間に相手を褒めてみましょう。
②親切にされたら「感謝」の言葉
誰かに親切を受けた時に、心を込めて「ありがとうございます」と言ってみる。
ギリギリ電車に乗れた時、家族と食事ができた時、自然に有難いと思えた時に言ってみるとその言葉は無意識の世界に浸み込みやすいです。
③きれいな景色を見たら「感動」の言葉
青空や自然の景色。夏の夕暮れや冬の夜空など。
素晴らしい景色に触れたとき、その感動を表現する言葉を使ってみましょう。
「きれいだ」「最高の景色だ」「美しい」などその言葉は感動する心を表しています。
③心の中で人と和解する
第三の方法は「心の中で人と和解する」です。
ネガティブな想念の多くは「人間関係」の摩擦や葛藤などで生じていることが多いです。
仕事や生活の人間関係において、反目がある人、衝突してしまった人などわだかまりを感じている人と心の中で和解する。
わだかまりがある人に対して、現実でトラブルを起こすことは無くても心の中に怒りだったり不安や不満の感情は誰でもあると思います。
ただ、その不安や不満は自分の中にネガティブな想念をつくる原因となってしまっています。
わだかまりがある人と心の中で一人一人と和解していく。
そうすることにより、ネガティブな想念が生まれる原因がなくなっていきます。
※直接会う必要はありません。心の中で心の中でいいので相手を許したり謝ったり、するだけで大丈夫です
わだかまりがある人はどんな人?
「思い出すとどこか気持ちが引っかかる」
「ちょっと嫌な気持ちになる」
「心の中でも素直にありがとうが言いづらい」
などの人は自分がわだかまりを抱いている人です。
また、自分がなぜその人をのことを思い浮かべると嫌な気持ちになるのか原因を探ってみましょう。
最後は感謝を述べる
和解と聞くと相手を許したり、謝ったりすることだと思いがちですが、「和解」という形で一番効果があるのが「感謝」です。
「感謝」という行為は許したり謝ったりすることに比べネガティブな想念が生じない行為です。
「和解」の最後には「感謝」を述べる。感情ではあんまり感謝が言いづらくても述べることは簡単です。
感謝を口に出すことによって、その人に対して持っているわだかまりは少しずつ消えていきます。
まとめ
「ネガティブ想念の消し方」について詳しく解説させていただきました。
ポジティブな言葉を何度も繰り返し言うことも効果があると思いますが、まず初めはネガティブな想念を消す方法を行うとよりポジティブな想念が入りやすくなります。
自分の癖や心の中にあるしこりなど、それらを解消することに意識を向けてみると自分の無意識の中に新しい自分を見つけられたりします。
ぜひ、ためしてみてください。本日は読んでいただきありがとうございました。あなたの運気を良くなることを祈っています。