こんにちは!休職者向け心理カウンセラーのいとまです。
本日は、マーフィーの成功法則より「願いの叶え方」について具体的な方法をご紹介します。
【参考】マーフィーの成功法則とは?
ジョゼフ・マーフィー牧師の哲学に基づいた法則や教訓のことです。
潜在意識を活用することで自身や周囲の人さえも成功、幸福へと導くという「潜在意識の法則」を提唱しており、「眠りながら巨富を得る - マーフィーの成功法則実践編」「眠りながら成功する」などが有名です。
目次
苦しい時の神頼みは効果がないらしい
時々,神も仏もあるものかと思うときがありますが、、、
自分が心身ともに追い込まれるような状況に陥った時,神に何かを願ってもそれが好転することは少ないでしょう。もし神様が何か助けてくれるのなら,今にも病気で死にそうな人は病気が治るだろうし戦争もなくなる。
でも現実には病気も戦争もなくならず,社会で苦しいと感じる状況は多々あります.
「苦しいと感じる時の神頼み」は効果がありません。
苦しいような状況では,緊張していて,祈りや瞑想には効果がないとされています.
心が焦っている時は表層意識にある想念が少しも共通の潜在意識にまで降りていかないからです.祈る時はまず心を落ち着かせる必要があります.
もちろん,不安な時に心を落ち着かせることは難しいです.しかし,日々習慣として繰り返したり,辛い状況を受け入れることができると心を落ち着かせることに慣れてきます.
30秒でも祈りには効果がある
一つの願いを抱いている間(お祈りしている間)がたとえ30秒だけだったとしても,精神を集中させて無我の状態であれば効果があります.
不安を抱えている時は何か一つのことに集中することが難しいかもしれませんが,一日1回30秒だけ,心を落ち着けて願う.そうすればかなり効果が出てきます.
習慣化させる
30秒だけの祈りですが,これは毎日繰り返さなければ意味がありません.
早く目的を達成したい場合は,一日に数回繰り返すと効果的です.繰り返すことによって想念がしっかり共通の潜在意識にまで降りて,有効に作用してきます.
一日に数回祈ると早く結果が出る
重要なのは「情熱」と「信念」
もちろん祈りについて形式的に行っても大して効果がありません.
重要なのは,「情熱」と「信念」です.
信念が大きいほど,祈りや瞑想の効果が有効になってきます.
信念は学習や体験によって,培われるものです.
辛い体験,不安な出来事について,その経験によって心に残った「願い」は何かありますでしょうか.辛い体験は誰しも受けたくないものですし,そんな状況に陥りたくないですが,数少ないメリットとして,自分の本当に叶えたい「願い」を自覚できます.
色々な感情や願望が削れていき,最後に残ったものが自分の「願い」であり,それは自分の信念を強くしてくれるし,それを叶えるための情熱はより増していきます.まずは自分の「願い」を自覚してみることが重要です.
体もリラックスさせる
心だけでなく体もリラックスさせることも重要です.
体がリラックスする方が,想念が共通の潜在意識に降りやすいからです.
くつろぐ状態は胡座や正座、リラックスできる椅子に座ることも効果的です.
筋肉の緊張がほぐれるよう祈る前にストレッチをしたり,お風呂に入った後やるのも体を解せる方法になります.
いい加減には祈らない
「ぜひ求めたい」という強い意志と「できる」という強烈な信念は願いを叶える上で必要な感情になります.これらがなければどんなに形式を整えても効果が出ないでしょう.
形式はもちろん祈る効果を上げてくれますが,一番重要なことは祈る感情を大きさです.
願う最上の時刻
願うのに(瞑想や祈る)良い時刻は寝る直前です.
寝てしまえば,潜在意識のみの世界で表層意識は活動を停止しているからです.
つまり,理性も感覚も働いていないため,祈りを深く降りやすくなります.
寝る直前に願うと次の日は進展しやすくなる.
これは眠った後に想念通りに状況が展開していくことが多く,寝ている間でも周辺の事情はどんどん動いていくからです.
また,眠る前に心配しながら寝ると
翌朝起きた時は寝覚めが悪く,元気がないことが多いです.
心配しながら寝るのは肉体的にも良くないし,運勢も悪化させてしまいます.
寝る直前に願うことが難しい時や効果が出にくい時は,朝起きたばかりの時も効果的です.
まだ目覚めたばかりで寝ぼけているうちは潜在意識と繋がっているので,意識がはっきりする前に願ってみましょう.
おまけ マーフィーの法則は二つある?
マーフィーの法則をネットで検索するとよく二つの法則が出てきます。名前は同じでも言っていることにだいぶ違いがあるため注意が必要です。
・ジョゼフ・マーフィー牧師が提唱
マーフィーの成功法則は、一言で言えば「夢を強く信じること」で願望を実現するというものです。
上記で紹介している「願いの叶え方」はこっちにあたります。
・エドワード・A・マーフィー・ジュニア氏が提唱
彼は、1940年代にアメリカ空軍の研究プロジェクトで働いていた際に、装置の不具合やミスなどによって予期せぬトラブルが起きることに気付き、その経験からこの法則を形成しました。
- 機械が動かないことを誰かに証明して見せようとすると、動きはじめる。
- 作業場で道具を落とすと、もっとも手が届きにくい隅っこに転がり込む。
- 人生で楽しいことは、違法であるか、反道徳的であるか、太りやすい。
- 洗車しはじめると雨が降る。雨が降って欲しくて洗車する場合を除いて。
などなど、先人の経験から生じた数々の自虐的で哀愁漂う経験則をまとめた法則となっています。