リモートワークは、場所を選ばずに働くことができるため、自宅やカフェなど様々な場所で仕事をすることができます。しかし、場所によっては、集中できない、ネットワークが不安定などの問題が発生することがあります。そこで、ここでは、リモートワークにおすすめの場所10選を紹介し、場所ごとのメリット・デメリットについて解説します。
目次
リモートワークの導入状況
2023年4月29日の時点では、日本の多くの会社がリモートワークを導入しています。2020年に新型コロナウイルスの流行が始まって以来、日本でもリモートワークが注目され、多くの企業が導入を検討しました。政府も「テレワーク推進週間」を設けるなど、リモートワークの普及を促しています。
ただし、全ての企業がリモートワークを導入しているわけではなく、業種や企業規模によって導入状況が異なります。一部の企業では、完全にリモートワークに移行したり、オフィス勤務と併用するなど、柔軟な働き方を取り入れているところもあります。
下に現在のテレワークの導入状況のグラフを載せています。
リモートワークおすすめ場所10選
ここからはリモートワークにおすすめの場所10か所をそれぞれメリット・デメリットについて紹介します。
①自宅
自宅は、リモートワークに最適な場所の一つです。自分が好きな場所で、好きな時間に仕事ができるため、ストレスを感じることが少なく、生産性を高めることができます。また、自分だけの作業環境を整えることができるため、自分の好みに合わせた快適な環境を作ることができます。一方で、自宅での仕事は、家族やペット、テレビなどの誘惑があるため、集中力が散漫になることがあるというデメリットがあります。
②カフェ
カフェは、リモートワークにおすすめの場所の一つです。雰囲気が良く、コーヒーの香りやタッチタイピングの音などが集中力を高める効果があります。また、カフェにはWi-Fi環境が整っているため、インターネットを利用した仕事がスムーズに進めることができます。一方で、カフェやお店等は混雑することが多いため、席が空かないことや騒音が気になることがあります。
③図書館
図書館は、静かな環境で仕事ができるため、リモートワークにおすすめの場所の一つです。図書館には、Wi-Fi環境が整っているため、インターネットを利用した仕事がスムーズに進めることができます。また、図書館には電源があるため、パソコンの充電が切れる心配がありません。一方で、図書館は静かなため、トイレや飲み物を買うために出るということができないというデメリットがあります。
④コワーキングスペース
コワーキングスペースは、リモートワークにおすすめの場所の一つです。コワーキングスペースには、共有のデスクや会議室などがあるため、他の人と交流をすることができます。また、コワーキングスペースには、Wi-Fi環境やプリンターなどが整備されているため、必要なツールがすぐに利用できるというメリットがあります。一方で、コワーキングスペースには利用料金がかかることが多く、自宅やカフェよりもコストがかかるというデメリットがあります。
⑤サテライトオフィス
サテライトオフィスは企業が本社や勤務地とは別に契約している小規模のオフィスとなります。サテライトオフィス専門の会社と提携している場合が多く、無料もしくは低額で利用することが可能です。また、リモートワークに必要な環境や設備が整っているため、勤務地のオフィスと同じくらいの環境で仕事に取り組めます。
⑥公園
公園は、自然に囲まれた環境で仕事ができるため、リモートワークにおすすめの場所の一つです。公園には、ベンチやテーブルが用意されている場合もあり、仕事をするのに十分なスペースがあります。また、公園には、季節の変化や風景があるため、リフレッシュすることができます。一方で、公園は天候に左右されるため、天気が悪い日には利用できないというデメリットがあります。
⑦カラオケ
近年リモートワークが注目されることに伴いカラオケ店をリモートワーク環境として整備している店舗が増えています。ネット環境、個室、電源とパソコン作業に欠かせない設備がそろっており、また低価格で利用することができます。
また、主要な駅に設置されているため、忙しいビジネスマンでも比較的容易に活用することができます。
↓カラオケのコワーキングスペースの活用について下の記事が参考になります。
https://remotework-kufu.com/articles/26
⑧レンタルスペース
レンタルスペースとは空きスペースなど時間貸ししてくれるサービスです。比較的大きな会議室などが掲載されている場合が多いですが、リモートワーク用に一人用の個室や身にオフィスなどが用意されています。立地や料金などばらつきがあるため利用前に確認しておきましょう。
⑨ビジネスホテル
ビジネスホテルがリモートワーク場所として利用されるケースが増えており、ホテルの空室を有効利用しようと、リモートワーク専用プランを提供するようになりました。コストはカフェやカラオケボックスよりも高めですが、情報漏洩リスクが少なく長時間滞在も可能です。個室で快適に仕事に取り組めるため、メリットが大きいです。ただし、ホテルによっては設備や内装が不向きな場合があるため、利用前に確認が必要となります。
↓東京・埼玉のビジネスホテルの活用について下の記事が参考になります。
https://www.pref.saitama.lg.jp/telework/workingspace/saitamashi.html
⑩マンスリーマンション
中長期的にテレワークスペースを確保したい方には、マンスリーマンションやウィークリーマンションがおすすめです。住居用に用意された空間で、キッチンや浴室の他、家具や家電も揃っています。自宅と同じような感覚でリモートワークができる点はメリットと言えます。近年は、高速インターネット環境やデスク、椅子、モニターなどが備わったマンションも増え、利用者が増加しています。敷金や礼金、仲介手数料、火災保険料などの諸経費が不要で、初期費用負担が少ない点も特徴ですが、最低契約期間が設けられており、短期間で解約する場合は違約金が発生する可能性があります。また、光熱費や退去時の清掃費用なども別途必要になる点には注意が必要です。
まとめ
以上が、リモートワークにおすすめの場所10選です。
- 自宅
- カフェ
- 図書館
- コワーキングスペース
- サテライトオフィス
- 公園
- カラオケ
- レンタルスペース
- ビジネスホテル
- マンスリーマンション
それぞれの場所には、メリットやデメリットがありますが、自分に合った場所を選ぶことが大切です。自分が集中できる環境で仕事をすることで、生産性が向上し、ストレスを軽減することができます。また、適度な休憩を取りながら、効率的に仕事を進めることが重要です。リモートワークにおすすめの場所を利用しながら、仕事とプライベートのバランスを取りながら、充実した生活を送りましょう。