休職中

休職という選択肢

 現在会社に就職されている方で体の不調があったり精神的にまいってしまっているなど心・身体を問わず不調をお持ちの方は多いのではないでしょうか。

 「土日の休日だけでは休まらない」「日曜の夜になるといつも気分が落ち込む」などそんな方向けに一旦休職してみるという選択肢を持つということをおすすめいたします。

 ※休職は必要ないと感じていても病院にかかってみると思わぬ病気が見つかったりします。「休職してもいい」そんな選択肢や考え方をを持つだけで心が楽になったりします。

①どれくらい休職しているの?

過去一年間で一カ月以上休職した人は24万人。

筆者の周りでも休職している友人は数人見かけています。

②まずは病院に行ってみる

身体の不調がある場合は近くの「内科」に、心の不調がある場合は「心療内科」に行ってみましょう。身体の不調があっても精神的な不調が原因の場合があります。内科に行って一通り検査をして原因が掴めなければ診療内科を受診してみましょう。

休職には「診断書」が必要になります。

基本的には病名が分かれば書いてもらえますが、はっきり病名が分からなくても医師に相談すれば書いてもらえます。

※病院によって診断書の発行にお金が結構かかったりしますが、「休職」を考えるなら発行してもらいましょう。

ポイント:診断書の書いてもらい方

診断書には

  • 「病名」
  • 「休職が必要という文章」
  • 「療養方法」
  • 「療養期間」

 が書かれていないと休職を申請する際、受理されない場合があります。

 診断書を書いてもらっても「療養期間」など記載がない場合があるので医師の方にはこちらから上記の項目を書いてもらうようお願いしましょう。

③上司に相談

 診断書をもらったら一旦上司に相談してみましょう。

 親身になってくれる上司なら仕事量や在宅勤務をを増やせたりなど仕事環境をある程度融通してくれる場合があります。

 最近、在宅勤務が多くなっていますので会社としても在宅の制度を作っている会社は多いです。病名がはっきりすれば一週間丸々在宅の勤務で必要があれば会社に出社する形式を取らせてくれます。

 「上司と仲が良くない」「上司に話しても取り合ってもらえない」

 などの方は直接、部長ないし会社の厚生課に連絡してしまいましょう。

 診断書さえあれば会社は休職をさせてくれる、むしろさせなければいけないため連絡してしまいましょう

④休職する

 働く環境を変えてもらっても心や身体の不調が治らない場合「休職」をしましょう。

 仕事の引継ぎや業務の調整など休職をする前の期間は意外と忙しくなってしまいますが、一旦休職の期間に入ることができれば心置きなく自分の心と身体を休めることができます。

 会社内での休職の具体的な進め方は下記の記事でまとめてあります。

 「どれぐらい前に休職を告げたらいい?」「実際休職の期間はどれくらい取れる」などまとめてあります。

 

 終わりに

 休職できる、してもいいという選択肢を持つだけで仕事の向き合い方が意外と楽になったりします。仕事をしているとつい忘れがちですが、「休んでもいい」ということを念頭に置いて自分自身を大切にされてください。

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