セルフイメージとは？セルフイメージの高め方について解説

自分に自信がない、自分を好きになれないなど、こんな悩みを抱えている方が多くいます。今の日本では自分自身を好きになれないと感じている方が多くいるのではないでしょうか。

自分を好きになれないといろいろな場面で弊害が生じます。例えば仕事では自信がないから成果が出にくかったり、人から好かれにくかったり、初対面の人と会うときはとても緊張したりなど。

本記事ではセルフイメージとは何なのか、またセルフイメージを高めるには何をすればいいのか解説します。

セルフイメージは心理学用語であり、自分のその意識の奥深くに蓄積された自己像であり、

など、考え方の情報の集まりのことです。

簡単に言うと

自分のことが好きか？自分に自信があるか？などのこと。

セルフイメージには２つの種類があり、MyselfとYourselfがあります。

Myselfイメージとは一般的に考えられるセルフイメージのことで、「自分のことを好きかどうか」、「自分に自信があるかどうか」、などのことを指します。

また、Yourselfイメージとは「自分は相手のことをどう思っているか」、「相手のことを信じられるか」、「相手のことを好きでいられるか」のことを指します。これら自分ではない、他人のことについて考えていますが、セルフイメージの中に入っています。

セルフイメージが高い人はMyselfとYourselfの両方が高い傾向にあります。本当にセルフイメージが高いということは自分を尊重し、相手も尊重している考え方をする人のことです。

どちらか一方が高い人はあまり健全と言えません。

Myselfが高いと自尊心が高く、他者を見下したりします。自分が優越感を感じて誰かを下に見ていたり、この状態であれば、自分が周りより優れていれば自身を保てますが、自分より優れている人が現れたりすると自分に持っていた自身がすぐになくなってしまいます。

逆にYourselfが高いと他者に緊張したり、変に劣等感を抱いたりします。また他の人を尊敬するあまり依存という状態に近くなってしまったりします。

セルフイメージが健全に高いということは→MyselfとYourselfの両方が高いこと

セルフイメージが健全に高いと人生で得をしやすかったりします。

営業の場合）

Myselfイメージが高いと自信をもって商品を紹介できる

Yourselfイメージが高いとお客さんを見て「この人商品を買ってくれそう」と思いやすい

セルフイメージが高いと器が大きい状態であり、いろいろなものを受け入れやすくなります。

厳密にセルフイメージが仕事に直結してくるわけではないですが、自己のセルフイメージの高さに比例して様々な影響を人生に及ぼしてきます。

セルフイメージが高いと様々なメリットがありますが、なかなか自分のセルフイメージを上げることは難しいです。また、日本の教育などで国自体がセルフイメージを高く持ちにくい傾向にあります。

日本人であることに誇りを持て無かったり、学校で受ける教育に慣れているためいつも受け身の姿勢になってしまったり。

日本の歴史を学んだとき日本が大変悪いことをして、戦争に負けて今の日本があると教えられていますが、意外と学校で教えられている日本の姿と海外から日本がどう思われているかなどイメージが違ったりします。

セルフイメージを高めるため最初にすることはまず「許可」を出すことです。

自分を好きになる、他人を好きになるという許可を自分自身に出すことです。まずは自分を好きになることからはじめてみましょう。

セルフイメージを高めるテクニックなど記事やYouTyubeで多く紹介されていますが、一番手前にあることは「自分のことを好きになっていいんだ」という許可を出すことです。

自分を好きすぎるとナルシストと揶揄されることもありますが、大抵自分に自信が持てなくて悩んでいるという方はナルシストだと周りに思われるほど高くなることはまずありません。自分を許し、好きになることからまずはじめてみましょう。

この記事で紹介した内容を下にまとめています。

自分に「自信がない状態」は結構便利だったりします。失敗したときの言い訳やチャレンジしない時の逃げる要素にもなります。自分を守るうえで「自信がない状態」というのも活用できたりしますが、それでも自信があったほうが生きやすかったり、人生が楽しかったりします。

セルフイメージを高めたいという方はぜひ自分自身を好きになる「許可」を出すことから、はじめてみましょう。